砂浜を歩きながらよく見ると、あちこちに小さな穴が開いています。コメツキガニたちの巣穴です。時々穴から眼だけを出しては辺りを見渡し、砂をかき出したりして、なかなか愛嬌があります。コメツキガニは砂の中の有機物を食べ、食後の砂を「砂だんご」にして穴の周りにばらまくという面白い習性の持ち主です。そんな海辺の生きものたちを今年も紹介しています。彼らの不思議に是非触れてみて下さい。【竹田】

シーランドスタジアムのイルカアシカショーで公開中の人間ロケットがバージョンアップしました。これまではショーの中で１回、トレーナーとイルカが一体となって正しくロケットのごとく垂直に空中に飛び出していましたが、今回は角度を変えて２回飛び出します。先ず１回目は、これまで通り「ロケット」の形で飛び出しますが、最初にダイビング台（岩）から飛び込んだトレーナーが息次ぎをしないままいきなり飛び出します。２回目は […]

シーズー２階のサンゴ礁水槽には約４０種の魚達が暮らしています。今回はその中でもお客様によく名前をたずねられる、ちょっと変わった形をした魚を紹介します。頭部に角状の突起が出ているテングハギという魚です。大きくてよく目立つのですぐ見つかると思います。シーズーにいるテングハギはもう大きく、角も伸びていますが、この角は幼魚の時は無く、成長に連れて伸びてきます。【大津】

去る７月８日、新人トレーナーがシーランドスタジアムのイルカ・アシカショーにデビューしました。出演しているのは前半・後半のイルカショーです。新人と言っても、実は２年間シーズーで魚類飼育を中心に勤務していて、今年の４月からシーランドへ異動となった、何を隠そうこの私です！毎回出演している訳ではありませんが、ぎこちないカラクリ人形の様な動きでショーをしている背の高い男（大型ルーキー）を見かけたら、優しく見 […]

建物内の大きな水槽に10～15ｃｍのコモンフグが入りました。フグは、私個人とても好きな魚の1つです。何しろかわいいのです。正面から見たときの不細工さと泳ぎ方がかわいくてたまりません。このコモンフグ、茶色のまだら模様であまりきれいではありませんが、とってもフグらしいフグです。水槽に入れてから数日は姿を見せなかったのですが、最近やっと出てくるようになりました。でもまだ慣れていないようでネコザメの背中が […]

写真のジャンプはイルカ・アシカショーの最初と最後でカマイルカが高さ6ｍもある目標物、目掛けてダイナミックなジャンプをしているところです。このジャンプのサインはお客様の目の前ではなく、陰のほうからトレーナーが出しています。バックで流れている曲を聞き、イルカとトレーナーは息を合わせてタイミングを計っています。まさにイルカとトレーナーのナイスコンビネーションですよね。そんな陰で頑張っている姿を見るのも緊 […]

前々回のマリンエピソードでペンギンの話がありましたが、またまたペンギンについてのお知らせです。ペンギンプールでは先日フンボルトペンギンのヒナが巣立ちしました。今までは巣の中で両親といっしょに生活してきましたが、いよいよひとり立ちです。親も心配なのか、ヒナの周りにいることが多く、ヒナを気にかけています。目の上の白いラインと胸の黒いラインがヒナにはありません。今展示プールでそばにはたいてい親が付き添っ […]

皆さんはイルカが遊び好きな動物だと言うことを御存知ですか？どんなものでもイルカの手にかかってしまうと遊び道具になってしまうのです。私たちもビックリする程、遊び上手な動物です。今回御紹介するのは、最近イルカ達の間で大流行の遊びです。水中で頭の上にある穴（呼吸孔）から空気を出して、その中の大きな泡を口で食べるというものです。じっくり観察していると、なかなか上手にできずに何度も何度も繰り返し行うイルカも […]

６月１５日は父の日。シーズーのペンギン父さん達を紹介致しましょう。ペンギンは両親が協力して雛を育てます。当館には数組のフンボルトペンギンの夫婦がいますが、ゴットファーザー的な存在がいます。その名は「グリーン」。今まで１６羽の雛を巣立たせました。又、素敵なお父さん風なのは「アール」。クールだけど頼りがいがありそうです。子煩悩で親バカっぽいのは「クク」。何故かいつも甘えん坊が育ちます。他にも個性豊かな […]

６月に入り、イルカ・アシカショーの衣装も春用から夏用に変わりました。実はこの衣装、全て私たちトレーナーが考えているのです。シャツやベスト、帽子やカッパズボンの色や形、素材なども自分たちで考えています。季節やショーが変わるたびに衣装も変わりますので、動物達だけでなく、衣装の方も見て頂けたらと思います。写真（左上→アシカ春用／右上→アシカ夏用／左下→ショー以外／右下→イルカ）【松本】