水族館２階のレクチャーカウンターで１１月から星の形をしたヒトデというタイトルでヒトデたちの紹介をはじめました。地元但馬のヒトデでとしてイトマキヒトデ、キヒトデ、モミジガイ、クモヒトデの仲間として、ニホンクモヒトデ、アミメクモヒトデ、コマチクモヒトデ、また暖かいところに住むヒトデとしてマンジュウヒトデ、コブヒトデ、ジュズベリヒトデの各３種類ずつを展示解説中です。じっくりヒトデを観察したら新しい発見が […]

バンドウイルカのボビーとレジーは、まだショーに出ていません。ビックロックのトンネルを抜けたプールにいます。シーランドに来て、ボビーは1年7ヶ月、レジーは1年4ヶ月です。最近この2頭の性格が少しだけ分かってきた気がします。シーランドに来た時はお互いに様子を伺いあっていました。ずっとトレーニングを行い、怒ったり、誉めたり、心配したりしているうちに、ボビーはとても物覚えがいい人なつっこいイルカで、レジー […]

今年の夏、但馬の海に珍客がやって来ました。その名はタカクラタツ。タツノオトシゴの仲間です。１匹は当館のフィッシングプールから、２匹は近辺の漁師さんのご協力でシーズーにお目見えです。今まで、タツノオトシゴは何度か採集してきましたが、タカクラタツは初めてです。温帯域に棲む種の彼らが見つかるということは、温暖化の影響かもしれません。タツの仲間は生きている餌しか食べてくれない場合が多いのですが、今回の３匹 […]

４月末から実施してきた今期のバンドウイルカの水中ショーも10/31にて終了し、11/ 1からは、秋冬バージョンに内容変更してショーを公開中です。内容的には、例年と同じく、種目を２つ再開しました。その一つは、観覧席に向けてのボールキックです。そしてもう一つは、ロープハードルですが、今年は、昨年と違い５頭揃ってのジャンプにバージョンアップです。体の大きなバンドウイルカが、５頭揃ってのジャンプだけに迫力 […]

９月上旬から展示しているアオリイカのその後をお伝えします。アオリイカは、自然では生きた魚やエビなどを捕まえて食べている生き物なので、飼育を始めて間も無い頃は、切り身などの餌には見向きもしてくれませんでした。しかし、今ではこの様にすっかり慣れて、手から餌（アジの切り身）を食べるようになりました。一日に２回程、給餌するようにしていますので、運が良ければ見られるかも知れませんよ。(松山）

アシカショーでは、カリフォルニアアシカのテリーが、「かつら」をかぶるシーンがあります。金髪アフロと黒髪の２種類があるのですが、使っているうちに塩がついてパサパサになってきます。かつらを選んでくださるお客様に失礼なので、トレーナーは自分達の使っているリンスインシャンプーでかつらをきれいにしています。テリーに似合うかどうかは、まぁおいておいて、トレーナーはかつらの髪型を変えてみたり、カラフルなゴムを使 […]

年に数回フィッシングプールでは海上の生簀からアジの補充が行われます。この時シーズーの飼育係には大きな楽しみがあります。アジに混ざって他の魚も入ってくることがあるんです。ここぞとばかりにその魚をもらい受け展示用の魚として飼っています。今回は釣り用には大きすぎるマアジがたくさん入っていました。さっそくメイン水槽に入れてみると大きな群れをつくってグルグル泳ぎ回っています。体がキラキラと光ってとてもきれい […]

１０月からのドルフィンタンクの海の動物たちのお話は「骨について」です。こう書くと何気に難しいそうとか、聞いても分からないというイメージを持たれるかもしれませんが、そうではありません。一見全然違うように見えるイルカと人間の骨ですが同じ哺乳類。共通する部分が沢山あります。いきなりですが問題です！「キリンの首の骨とイルカの首の骨の数は一緒でしょうか？」。こんな感じでお話を進めていきます。土曜日限定の企画 […]

砂地の水槽にマダコを入れてみました。大きさは腕を広げた状態で長さが25センチ位のまだ小さなものです。普段は岩の隙間などでじっとしています。餌を入れると素早く泳ぎ、腕を上手に使って餌をとり、そしてまた、素早くもとの場所へと泳いでいきます。その時には、体の形の微妙な変化や、8本の腕の様々な動きが観察でき、とても面白いです。機会があれば見てください。(蛭谷)

トレーナーとイルカとの水中種目の公開もあと１ヶ月ほどとなりました。（残りの１ヶ月が結構寒かったりするんですが…）イルカたちがトレーナーの足の裏を押してジャンプするスカイロケットでは、先輩のラナ、キースがメインとなり頑張ってきましたが、我らがロジャー（こんなことを言うのは私だけ？）もついに出来るようになりました。まだまだ荒削りで先輩イルカにはかないませんが、毎日頑張っていますので応援よろしくお願いし […]