飼育レポート

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イバラタツの赤ちゃん

10月19日にイバラタツのお父さんのお腹から赤ちゃんが出てきました。おかしい、と思うかも知れませんが、イバラタツのお母さんは卵を、お父さんの育児嚢(いくじのう)で産みます。それをお父さんは大事に育てます。約15日すると赤ちゃんがお父さんの育児嚢から出てくるのです。その赤ちゃんたちですが、ブラインシュリンプ(小さなプランクトン)を一生懸命食べています。初めは浮遊しているブラインシュリンプを食べていましたが、最近では底にじっとしているものや、角に集まって来ているものを狙って食べています。結構知恵が付いてきたようです。そして私が止まり木のように、プラスチックでつくった半透明の枝は赤ちゃんたちには不人気で、どうでもいいゴミなどにつかまって遊んでいます。もっと人気商品をつくらねば!!と思う今日この頃です。(伊藤)

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